京報館は西城区魏染胡同の中央にあるグレーの二階建ての西洋式建物で、もともと「京報」の旧跡になる。ドアの上に掛かっている横額「京報館」は邵飘萍本人が書いたものである。
邵飘萍は浙江東陽の人で、1886年生まれである。1916年、邵飘萍は「申報」の特派員として、上海から北京に来る。そして1918年10月、「京報」を創設するに至る。「京報」は当時、中国北方の世論陣営の一つとして、政府の犯罪を指摘し、マルクス主義を宣伝、紹介した。そして民衆に呼びかけ、第一回国内革命に重要な役割を果たした。このため「京報」は反動政府の容疑で閉鎖されたこともある。
邵飘萍は1925年李大釗、羅章龍の紹介によって中国共産党に参加し、早期の秘密党員の1人となった。しかし邵飘萍は1926年4月、軍閥の呉佩孚に天橋刑場で処刑されてしまった。ここはそういった歴史を知る上で大変重要な場所と言えるだろう。
住所:北京市西城区魏染胡同30号
アクセス:バス6、50、53、822、102、105、特5路に乗り、果子巷駅で下車。
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