花園式の国家オリンピックスポーツセンター内に位置している英東プール館は、1986年に立てられ、11回アジア競技大会のために建設されたものである。二本の柱から屋根の梁を吊った斜張式吊屋根構造は体育館と同じであるが、こちらは屋根が開閉式となっており外光を取り入れることができる。
建築面積4.5万平方、座席数6000席。設備としてはメインのセンタープールのほかに、飛び込み用プール、練習用プール、ウォーミングアッププールなどがある。ここの環境は心地良くて、水処理システムは先進的で、水質は塩素、オゾンなどの消毒を通じて、そして天然の石英の海砂分層濾過によって、水質は国際専門試合用水の標準に一致する。
北京英東プール館は2008年北京オリンピックセンターの水球と現代五項目の水泳の試合場である。亡くなられた香港の商人霍英東(2006年に逝去した)は北京が1990年のアジア競技大会を招致することになった時1億香港ドル寄付したことから、英東プール館と名づけたという。その時アジア最大の屋内プールであった。これを除いて、プール館はかつて2001年に世界大学生運動会の水泳特定項目の試合場として使われた。
入場券:50元/一人、10回月間カード380元/一人、30回年間カード1080元/一人、年間カード2280元/一人
住所:朝陽区亜運村安定路1号国家オリンピックスポーツセンター(北門に近い)
電話番号:010-64910468 010-64912233-315
アクセス:地下鉄やバスターミナルからのアクセスはやはりよくない。最寄駅は地下鉄10号線の北土城駅となり徒歩20分ほど。周辺の交通規制などの影響でタクシーを容易に拾えるかどうかは微妙であり、ある程度は徒歩で移動する覚悟は必要。
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