白竜潭景勝地は密雲区の北東30キロに位置する風景区。北京市と一百キロメートル離れている。延々と連なる山と深い森林と豊かな泉で有名である。白龍潭の全長は5キロ。花崗岩の割れ目に雨水がしみ込み、地下水になり、川になる。潭区の山には古い柏が密集し、変わった形の石が多く、特に有名な大きな岩が8つある。
双龍壁から流れ落ちる水が滝となって白龍潭に注ぎこんでいる。昔から多くの詩人がここを訪れ、その美しさを詩に残している。また、この場所は皇帝が離宮(承徳市)に出掛ける際に必ず通る場所で、皇帝の行宮が建てられた。白龍潭に霊験があると信じていた清の歴代皇帝は、毎年ここで雨乞いの儀式を行っていた。毎年旧暦3月3日は「開潭」の吉日とされ、盛大な廟会が開かれる。
双龍壁
1972年に築かれたダム。青と白2匹の龍が描かれている。
五龍祠
北宋の998年創建。伝説によればここには昔、一匹の美しい青龍が住んでおり、ある年、日照りで苦しむ農民を見るに耐えかねて、天に登り雨を降らせたと伝えられている。
龍泉寺
元の1288年創建。現在のものは1984年に修復。寺の扁額の文字は李鴻章による揮毫。
住所:北京市密雲区太師屯下湾子村
チケット代:20元。
アクセス:東四十条、崇文門から游12路バス、東直門から「太師屯」行きバスで白龍潭下車(12元)
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