敕賜和平寺は長城八達嶺南麓昌平衛星城西北15キロメートルの竜鳳の麓の花塔村内に位置し、交通は十分便利、鉄道、高速道路南口重鎮に直行、道路は寺院に直通する。
和平寺である。一説では北京最古の潭柘寺より更に100年早い三国末に創建、普代初期に修建したという。唐代の名将尉達恭が建立し、唐の太宗李世民により勅賜和平寺と名づけられた。
現存しているのは清代の建築で、正殿、弥陀殿、菩薩殿を主体としている。かつては1500平方メートルの建築面積を擁し、総計99間の甍が並ぶ壮大な伽藍であった。樹齢1300年といわれる老樹は幹根周囲3メートルに及び、北京市の第一級の保護名木となっている。高さ30メートルの雌雄の銀杏の古樹、そして正殿階段下の白皮松は周囲を大人三人で抱えるほどである。また寺院内に放置された龍文を持つ石碑の破片や鐘の残片からもかつての風格が伝わってくる。
花塔和平寺として北京にその名を知られている。現在は毎年陰暦初5日、9月5日の廟会には寺院に伝わる伝統演劇を復興、披露し、北京からも多くの参観者を迎えるという。住所:北京市昌平区衛星城西北15キロメートルの竜鳳の麓の花塔村
入場券:16元
開放時間:8:00-16:00
アクセス:345路支線に乗る。
|