北京の雪景色は北海道と比べ物にならない。時に地球温暖化の影響を受けて、ここ数年、雪の日がだんだん少なくなっている。それでも、今年に入って、2、3回雪を見た。先週末にも、ちょっと大きな雪が降った。ここでは、北京の雪景色を楽しむ名所を紹介する。
①香山公園:北京市内から約20キロ離れた西北郊外にある。1186年に造園され、金の時代から皇帝の行宮とされた。その後、歴代の皇帝がここに離宮を修築した。美しい景色は四季折々の姿が楽しめ、春のピクニック、夏のキャンプや避暑、秋の紅葉、冬の雪景色を楽しめる絶好の場所とされている。時に、香山の気温は市内から3、4度ぐらい低くく、雪が降ると、すぐには溶けないので、白い帽子をかぶっている山々はまるで水墨画のようである。
②天壇公園:北京市の南部にあり、昔は天を祭る場所であった。北側が半円形、南側が方形で、古代中国の「天圓地方」(天は丸く、地は四角い)という宇宙観を表している。また、天の神様に崇拝を表すため、天壇公園にある建築群の屋根はすべて紺色の瑠璃瓦を使っているので、雪が積もると、青い空に白い雪、そして紺色の瑠璃瓦が相俟って、とても綺麗。昔は冬至の日、皇帝は紫禁城から天壇へ来て、天を祭る儀式を行う。今でも、毎年の冬至になると、天壇公園で天を祭る儀式を再現するイベントなどが行われる。
日本から北京に来る観光客は、万里の長城、紫禁城、北京動物園あたりがお決まりのコースであるが、冬には天壇公園もいい。ただ、どこに行くにしても北京の冬はとても冷えるので防寒着と防寒帽子は必需品である。念のため。
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