北京には「壇」と名付けられたところがたくさんある。天壇公園、日壇公園などは、いまでもたくさんの観光客を引きつけている。「壇」とは、皇帝が祠りごと、祭司をつかさどる場所であった。政治の安定を願い、その年の豊作を祈る特別のところであった。
21世紀になって、新しく北京に「中華世紀壇」が作られた。「中華世紀壇・世界芸術館」と名付けられたこの施設を、今回は訪ねてみょう。
地下鉄1号線、軍事博物館の北側から、とても分かりやすいところにある。大きな日時計が見えてきた。円形の「壇」は階段式になっていて、何やら儀式を行うにはふさわしいよう。しかし、博物館はどこにあるのだろう。壇の周りを一周して、やっと「世界芸術館」の入り口にたどりついた。どうして、こんな施設ができたのだろう。
特色
広報責任者の石京生さんによると、世紀壇は21世紀を迎えるために作られたそう。新世紀に向けてのカウントダウンもここで行われた。展覧ホールはこれといったテーマはなく、2006年に世界芸術館と名付けられた。
中国には2000カ所ぐらいの博物館や記念館があるが、外国の文明・文化の紹介をメインテーマとしているのはここだけ。独自の収蔵品は持たず、その都度、外国との交流により展覧会を開いている。
そして、9月下旬から始まった「偉大な世界文明展」は2年間にわたって開かれる。ちょっと会場に入ってみょう。川のせせらぎの音が聞こえている。エジプト文明の紹介。スフィンクスやピラミッドの模型・彫刻品が並んでいる。メソポタミア文明、インダス文明、そしてメキシコ・インカ文明。珍しい食器があった。ギリシャ文明。最後は、ローマ文明の紹介で大理石のビーナス像が見事。各国から集められた328点が飾られている。
歩き方:1、4、33、65、320、337、728、827、特1路バスに乗る。
入場券:普通は30元、学生は15元、団体は25元。
開放時間:夏季时间周一至周四8:00-18:00,周五至周日8:00-21:00;冬季时间周一至周日8:30-17:30。
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