石林峡風景区は平谷市街地から北東に20km離れた場所にあり、敷地面積12平方キロメートル、黄松峪地質公園の中心的な観光スポットで、石、峡、水、峰、林の5つの特色が独特な風景を構成し、北方の壮大な美しさと江南の多様なうるわしさを併せ持っている。
石──林のごとき石、巨石が谷に満つ
石林峡の地質は長い年月をかけて形成され、それぞれの岩山は雄渾で、空を貫くがごとく、美しさを競う木々のようにも見え、遠くからは壮観、近づくとそれぞれの姿が異なり面白い。神話や伝説、歴史故事に関連付けられ、躍動感にあふれており趣がある。「飛来石」や「神仏耳」はその形から名付けられた。「一木千鈞」「酔猴山」などの不思議な風景を生み出しているものもある。石林峡には巨大な石が多くあり、重量が1000トンを超えるものも存在し、「北方の巨石第一園」と呼ばれている。
峡──険しい渓谷、上下同じからず
渓谷の山道を歩くと、道を進むごとに風景が変わる。最も狭い場所は「通幽」で、幅が3mない。「通天梯」を登り、山の中腹まで到達すると、見渡す限り空、という壮大な景色が目の前に現れ、深い渓谷と相まって「大渓谷の道、上下の天同じからず」という風景を味わうことができる。
水──百転千回、九瀑十八潭
「山中一夜の雨、処々飛泉が掛り、怪石底に隠れ、静静幽潭を成す」とはまさに、石林峡の「水」の描写である。そのなかでも最も壮観なのは、「九天飛瀑」と「石林瀑布」。銀の鎖あるいは砕けた玉が飛び散るがごとく美しく、滝が落ちる激しい音は絶えることない。「栖霞」「銀魚」「幽趣」「通幽」などの淵の水は美しい珠のように波打ち、景色に美しさを添えている。
峰──山高く峰険しく、風光無限なり
主峰竜王山に登って四方を見渡すと、延々と続く山々が雲や霧に閉ざされ、美しく壮観な景色を見ることができる。「まさに絶頂を凌ぐべし、衆山、小さく一覧す」の句のような味わいで、「無限の風光、険峰に在り」という感覚を味わうことができる。
林──木が生い茂り、断崖に柏がたつ
石林峡は植物が生い茂り、多くが木で覆われているが、そのなかでも最も特徴的なのは、断崖に立つ柏の木である。その木々は硬い岩に生えており、幹は崖からの斜めに立ち、緑の葉を繁らせている。捻じ曲がりながらも高く、頑丈不屈で、数えきれないほどのその木々は、生命の神秘を感じさせてくれる。
石林峡の美しさは、ここで紹介した5つのほか、奇、幽、野、険、静および自然の音にも存在する。それ以外に、お客様が快適に観光できるよう、観光地内には観覧車、射的場、アーチェリー場、ゴーカート、ボート、ラフティングなどの娯楽施設を設け、子供からお年寄りまで、どの年代の方にも楽しんでもらえるよう配慮されている。
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