煙袋斜街
後海から近い場所、地安門と鼓楼の間に、煙袋斜街という北京城で最古の、斜めに作られた胡同がある。この斜街は曲がりくねりながら続いており、全長はおよそ300メートル。明代初期、この斜街は「打魚庁東街」と呼ばれ、清の乾隆年間には「鼓楼斜街」と呼ばれた。当時、北京城の北側に住んでいた旗人はたばこを吸う習慣があったため、北京城内のタバコ業界は次第に発展していった。たばこを吸う際にはキセルを使用するため、斜街の住民はこぞってキセル店を開いた。それ以降、この街道は「煙袋斜街」とだけ呼ばれるようになった。また、煙袋斜街がちょうどキセルの形のように見えることも原因だろう。
琉璃廠大街
瑠璃廠大街は北京城の南にある有名な文化街である。この大街は清の時代に建設された。古代、各地から科挙試験を受験する挙人達がこの一帯で生活していたため、ここには書籍と筆墨紙硯を扱う商店が集まり、濃い文化の雰囲気が形成された。
書店の増加に伴い、骨董や書画、陶磁器、玉細工の商店も集まった。民国初期には、ここでは竹簡、甲の骨、商周時期の銅鼎、魏晋時期の仏像、宋元時期の人物や山水の絵画などの文物が売買されていたが、現在は、陶磁器、玉細工、陶馬、青銅などが売買されている。こうした街道における一連の歴史文化の流れからも、200年前の情景に思いを馳せることができるだろう。
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