◆玉淵潭から遊覧船に乗り、「昆玉線」を走ってみることにしよう。八一湖埠頭を離れた船は、しばらく玉淵潭公園の脇の運河を進む。この水路は、北京郊外の密雲ダムから水を引き込んだ用水路の一部である。
【玉淵潭】玉淵潭公園一帯は、いまから約800年ほど前に北京を統治していた金の時代から早く有名で風光明媚な土地だ。1960年には正式に公園となった。公園内にある湖は広々とし、暖かくなると多くの魚釣りの人でにぎわう。
【中央テレビ塔】次に見えてくるのは中央テレビ局の巨大なテレビ塔だ。高さは405メートル。塔の中には回転レストラン、360度のパノラマ映画館などが設けられ、展望台からは、北京の市街区の大部分を眼下に望むことができる。
【慈寿寺の塔】さらに進むと、八里荘の西側に、古色蒼然とした塔が姿を現す。この塔は、もともとはここ慈寿寺の境内にあった。明の万暦4年(1576年)に建立されたが、慈寿寺だけ後に壊されてしまったが、この塔だけは生き残り、北京に現存する古塔の一つに数えられるようになった。
【頤和園埠頭】終点は昆明湖。現存する中国最大の皇室庭園である頤和園にある。金代から造園が始まり、明代には「好山園」と呼ばれた。清の乾隆15年(1750年)から本格的な改築が始まった。しかし1860年、英仏連合軍によって焼き尽くされ、その後、西太后が海軍の費用を流用して再建したことで知られる。
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