皇史宬は中国最古最大の公文書保管庫である。火災から守るため全て石材で造られている。明代嘉靖13年(1534年)に面積2000平方メートルの敷地に創建された。正殿、東西配殿、碑亭が残っている。正殿は高さ2メートルの漢白石の台基の上に、間口9間、黄色の瑠璃瓦は皇室直属の施設であることを示している。
入り口の窓越しに殿内を眺めることが出来る。高さ1メートルほどの石の台上に海水を泳ぐ龍の模様が彫られた縦横1メートルほどの箱が並んでいる。この箱の中に公文書が保管されているのだ。説明によると木の箱は152個に及ぶという。古くは金貴石室と称され、明清代の皇室の霊訓、実録、玉牒などが保管されており、明の永楽大典一式が現在も保管されている。
天安門前の大街の南池子門を北に50メートルほど入ったところにあり、気をつけていないと見逃してしまう。観光客も少なくゆっくりと見学できる。
場所:東城区南池子南口路東
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