季節を問わず、公園はいつも人気である。最近は気温が高くて室内にいたら耐えられない。そこで公園に散策や涼しみにいこうとなるのである。中山公園は市街地にあるので、市民たちにとっては、郊外に行かずとも都会の喧騒さから逃れられる。
北京の中山公園は、天安門広場の北西部の故宮博物館に行く前の場所にある公園だ。中山公園の中央にある社稷壇は土神(土地の神)と穀神(五穀の神)を祀ったところで、その歴史は古く1421年に建造されたものである。
1914年に公園として整備され、中央公園と名付けられていたが、1928年に中国名の孫中山(孫文)の遺体が一時ここに安置されたのにちなんで中山公園と呼ばれるようになった。公園内は緑いっぱいとなっており、音楽堂やボート乗り場なども整備されていて、市民の憩いの場になっている。毎年春にはチューリップ展も開かれ多くの人が訪れている。
中山堂は、1412年に建てられた時には、神様にお願いする場所として「拜殿」と呼ばれており、明・清の歴代皇帝が休憩や雨の神を祭る際に利用されていた。しかし、1925年に孫中山(孫文)が亡くなった後に遺体が一時ここに安置された事があったので、1928年に「中山堂」という名前に改められたのである。
中華人民共和国を形成する共産党軍による北京制圧の後には、ここで全国人民代表大会(全人代)が開かれて、毛沢東、劉少奇、周恩来などの中華人民共和国の基礎を作ったとされる指導者が全人代代表に任命されたという場所でもある。また、1900年に八カ国連合軍が北京を占領した際には、米提督の事務室が置かれていたこともある場所である。
アクセス:天安門東隣
バス1、5、10、22、52、120、802で「中山公園」下車
地下鉄「天安門西」または「天安門東」駅下車
注意事項:3元(学生半額)チューリップ展期間は5元
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