現在修復中の故宮博物院の寧寿宮の屋根瓦が完成した。建設を請負った北京城建亜泰建設集団の話では、修復工事はすべて伝統的な工芸方法を採用し、特に瓦については番号をふって繋げる古来からの作業方法で進めたそうだ。寧寿宮の本来の姿を再現している。
故宮博物院の修復規定は非常に厳しい。出来るだけもとの資材は動かさずに、破損した部分だけを修復するよう指示されている。今回の修復で継ぎ足された瓦の数は数十枚足らず。それも全て故宮が選定した生産瑠璃瓦工場の物を使用しなければならない。
寧寿宮は故宮博物院文物陳列室として皇極殿後ろに位置している。建設は清康煕二十八年(1689年)。修復改造後の寧寿宮は紫禁城内では坤寧宮を除くと、満族文化を有した重要建築物である。
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