天安門広場は現在、世界で最大級の広場になっている。この地では中国人民による民主化運動の舞台となっただけではなく、外国侵略への反対運動や国の大規模な式典が行われたところだ。また外国の来賓を迎え入れたところでもある。1949年の建国後は三度にわたる大規模な改築工事が行われ、古かった広場が壮大なものへと変わった。ここはまさに中国の象徴ともいえるところだろう。改修されたあとの天安門広場は完全に以前のものとは違うものとなった。東西の幅は500メートル、南北の長さは880メートル、総面積は44万平方メートルになっている。
また天安門広場の北側には世界遺産である故宮があり、中央には人民英雄記念碑がある。その西側には日本の国会にあたる人民大会堂、東側には中国国家博物館、南には毛主席記念堂がある。天安門広場は、明清時代、故宮(紫禁城)外にあるひとつの宮廷広場であった。四方を塀で囲まれ普通の市民は中に入ることができなかった。しかし現在においては安全検査を受ければ中に入ることができる。
天安門広場は中国においてどんな場所よりも、市民との関わりが深い。帝国主義との戦いや、抗議運動がこの地で行われ、中国現代史に大きな爪あとを残している。
1999年10月1日の建国50周年の際には、天安門広場にひかれている石のタイルすべてが変えられた。その際に変えられた古いほうのタイルは現在、収集家の人気の的になっている。ひとつにつき数千元にもなるという。
アクセス:地下鉄1号線に乗って天安門西駅か天安門東駅で下車後、すぐ
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