可園は北京市東城区の地安門外帽児胡同に位置し、清末(1644年~1911年)の大学士文煜氏の邸宅ガーデンであり、現在まで北京市により保存されている庭園の一つだ。可園の南北の長さは100メートル近く、東西の広さは約70メートルにもなる。
可園は配置にこだわり、西路は四合院、中路の最前線は倒坐房(四合院の南側にある母屋に向かい合った建物)で、前院にはロックガーデンや池があり、そしてたくさんの花や木が植えられている。中央にはホールが配置され、裏庭は回廊に囲まれ、各種の花と木が植えられている。東路の主な建築は倒坐房と大広間には、中庭にロックガーデンがある。
可園の建築配置と形式はとても自由で、中路と東路のガーデンは遊廊(二つ或いはいくつの建築を連結する廊下)を借りて一体になっている。可園は中国北部の自家宅園の中により保存されている実例だろう。可園は建てられた後に、多くの名人と中国駐在の大使が住みこんで仕事をした。これは一定の芸術と歴史的価値があると言えるだろう。
現在、入って見学することはできないが、遠くから望むだけでもその美しくて独特の建築様式が分かるだろう。
住所:北京市東城区の地安門外帽児胡同9号
アクセス:バス5、107、819路に乗り、鼓楼駅で下車。
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