団城は北海南門の西側に位置し、高さは5メートル近くある円形の城台だ。同城の周囲の長さは276メートル、面積は4500㎡に達し、北京の「城の中の城」と呼ばれている。城台の上には静かな庭園があり、承光殿や古籁堂、余清斎、敬跻堂、玉瓮亭などの建築は整然と並んでいる。
承光殿は城台の中央にあり、内には玉製の仏が安置されている。この仏は光緒24年に西直門内の玉仏寺の僧侶明寛によりミャンマーから托鉢され、慈禧太後に献上されたものだ。
殿前の玉瓮亭の内に黒い玉石で彫刻された「渎山大玉海」があり、元世祖忽必烈は大臣を招待した際に酒を盛った容器だという。これは13世紀の珍しい文化財であろう。承光殿の傍に800年以上の樹齢を持つ金代の括子松が植えられていて、北京の最古の樹木の一つに数えられる。1961年、全国重点文物保護単位に登録されている。
住所:北京市西城区中南海の北側
電話:6403-1102
アクセス:バス5、101、103、109、812、814路に乗り、北海駅で下車。
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