瑠璃廠大街は北京和平門外に位置しており、北京の有名な文化街としてよく知られている。清代から発展してきて、当時科挙試験を受けに上京してきた挙人たちはこのあたりに住んでいた。だから、書籍や文房四宝などを経営するショップは多くて、濃厚な文化雰囲気が漂っている。
瑠璃廠文化街は全長800メートルで、遼代のとき、“海王村”と呼ばれる。元朝になると、官窯を開設し、瑠璃瓦を焼いていた。明の時代内城を建設するとき、宮殿を改修するために、官窯を広めて、瑠璃廠は明代の工部五大廠(崇文門外の神木廠、交民巷の台基廠、左安門内の黒窯廠、朝陽門外の大木廠、和平門外の瑠璃廠)のひとつになって、五色の瑠璃瓦を産した。明嘉靖32年、外城が建設された後、ここは城区になった。瑠璃廠にて瑠璃瓦を焼くなんてはもう不適合になったから、今の門頭溝の瑠璃渠村に移転していった。でも、“瑠璃廠”という名前は残されて、今なお広く伝わっている。
中華民国の時代になり、北平政府はここを瑠璃廠文化街に改めた。東西に延びる瑠璃廠文化街は、中央を南新華街に貫かれ東側と西側に分かれる。清代の瑠璃廠には新華街はなかったが、替わりに皇城西苑から流れ出る水がこの辺りを流れていた。南新華街と交差する辺りが瑠璃廠文化街の中心地で大型の書店「中国書店」がある。海外の研究者がよく立ち寄る書店で人文科学系の専門書が多く一部古書も扱う。ここから東側は瑠璃廠東街と呼ばれ延寿街まで続き書画を商う老舗が並ぶ。西側は瑠璃廠西街で柳巷まで延び、書店が軒を並べる。「商務印書館」や「中華書局」、「文物出版社」などの「門市部」と呼ばれる直営店もある。書画、骨董については巧妙なレプリカが多いが掘り出し物もある。
住所:北京市西城区和平門外瑠璃廠東西街
アクセス:バス7、14、15、45、66路線に乗って瑠璃廠バス停で下車。バス102、105、603、603支に乗って虎坊橋にて降りて南へ。あるいは、地下鉄2号線の和平門駅から出て南へ行進。
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