西城区和平門外にある。元・明両代に琉璃窯廠(琉璃製品を焼く工場)が設けられていたので琉璃廠という。
元・明代は住む人がなく荒涼としていたと言われるが、清代初期に骨董商が営業を始め、乾隆年間にはすでに骨董・書画・古画・碑帖や文房四宝(筆・紙・硯・墨)が全国から集まり、文人たちを強く引きつける場所であった。
かつては何紹基・陸潤庠)・康有為・翁同龢・梁啓超・沈伊黙など多数の書家や名士が書店や骨董品店の看板や扁額の筆をとった。
今も、北京一番の文化街としての賑わいは変わらない。八〇年代に清朝時代の町並みを復元した。そこに、筆、墨、硯、紙などの書道具や掛け軸で有名な栄宝斎をはじめ、文奎堂・邃雅斎・宝古斎・慶雲堂など、書画骨董・文物の複製などの専門店が軒を並べている。
|