石林峡風景区は敷地12平方キロメートルで、風景区内の山はまっすぐに切り立ち、険しく石の林のようであるため、石林峡と名づけられた。石林峡は東西に石林があり、遠くから眺めると雄大で、近くから見るとそれぞれ形が異なる。巨大な筆が天にまみえるようであったり、タケノコが空を突くようであったり、銃や矛が林立しているようであったり、雄軍が出征するがごとくであったり、美女のようであったり、神猿が月へ向かうようであったり、龍が玉柱をのぼるようであったり、老象が山を出る姿のようであったり、美しい景観がかわるがわるに現われ、枚挙にいとまない。ある詩で「石林は南国のものだと思っていたが、ここにきて自らの浅学を知った」と絶賛されてる。石林峡風景区では、一歩足を進めるごとに別の景観が現れ、妙趣にあふれている。
石林の景観以外にも、「五大景観」があり、広く称賛されている。一つ目は九天飛瀑で、数少ない四級の滝であり総高低差は120メートルに達する。その姿は雄大で、跳び散ったしぶきは銀の鎖か砕けた玉のように輝き、その音は絶えず遠くまで響き渡る。二つ目は霊潭連珠で、谷の中に青い淵が十数か所あり、その水は一年を通して枯れることがなく、澄み渡っていて、魚の姿を見ることができる。水深は測りかねるほどに深く、静かで、わずかに水面が波打つさまが、美しい珠の連なりのようにも見え、景区にさりげない美を添えている。三つ目は峡険幽深で、石林峡の全長は6キロで静かで狭くて長い。最も狭いところではわずか3メートルほどしかなく、天がわずかに隙間を空けており、その下を行くと、冷たい風がさっと吹き付け寒さが骨身に染みる。四つ目は巨石奇観で、石林峡内には巨石がたくさんあり、なかには1000トン余りの巨石もある。これらの巨石には高い崖の上にあるものがあり、肝を冷やす。坂の途中にあるものは、今にも転がってくるかのような錯覚に襲われる。また、谷底には伏せた牛やサイのように見えるものもある。道の途中にもあるので、その上に座ってみるのも妙趣がある。五つ目は立崖懸柏で、石林峡内の切り立った高い崖に、数え切れないほどの柏などの木が生えていて、風が吹こうが雨が降ろうが根っこが崖をしっかりと掴み、びくともせず、人々を驚かす。
石林峡には植物がたくさん生い茂り、空気が新鮮で、爽やかで過ごしやすいところで、旅行、レジャー、観光、休養などに絶好の場所となっている。
電話:010-60987678
住所:北京市平谷区黄松峪郷雕窝民俗村内
アクセス:北京東直門から918番のバスにて平谷中央バスターミナルへ。そののち、25,26番の市内バスに乗り換え、石林峡風景区へ。
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