堂子
堂子とは清の王朝に皇族が神を祭る場所です。主な建物と言えば、祭神殿、圜殿及び尚神殿が挙げられます。圜殿の前には皇帝が祭りをする時に用いられる座があります。清の王朝に「皇帝が天を祭る」は縁起よい礼儀の一つと思われます。下記の二つの場合に堂子で祭りは行われます。まず、国にとっての大事なこと、元旦の時天の祭り、出征、凱旋など挙げられます。次には月祭ような一般的な祭りです。元旦と出征の祭りでは、普通は皇帝が立ち会いうが、皇帝の代わりに官吏が立ち会う場合もあります。神殿のなかには釋迦様、観音菩薩、関帝の像が祭られています。
住所:北京市南河沿南口通りの北側
孔子廟
孔子廟は22000平方メートルの広さを持ち、中庭が3つあります。中軸線に位置する建物は順次で、先師門、大成門、大成殿、崇聖祠です。正面玄関の東側には、碑亭、神厨、省牲亭、井亭があり、西側には碑亭、致斎所があり、そして国子監まで通じる持敬門もあります。両側には元代、明代、清代の三代の進士の名字を書き記す碑198件並んで、進士51624人の名字、出身地、清朝があり、名称、出身地、順位が刻印され、中国の科挙制度を研究する貴重な資料となっています。
住所:北京市東城区国子监街13号
|