国慶節（建国記念日、10月1日）連休がカウントダウンの段階に入り、旅行がまもなくピークを迎えようとしている。複数の旅行予約プラットフォームがこのほど発表したデータを見ると、今年の同連休の予約では長距離旅行が中心となっており、中でも海外旅行の成長率が目を引き、国際線航空券と海外のホテルを予約した人の延べ人数が前年同期を大幅に上回ることがわかる。

オンライン旅行予約プラットフォーム「飛猪（Fliggy）」のデータを見ると、現在、同連休の旅行で人気の目的地は、日本、タイ、中国香港特別行政区、韓国、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、インドネシア、ベトナム、米国となっている。予約の成長率が速い海外旅行目的地には、チリ、クロアチア、ベルギー、ハンガリー、チェコ、フィンランド、ノルウェー、オランダ、アラブ首長国連邦（UAE）、スリランカがある。

遠くへ行きたい、人と違う体験がしたい以外にも、今年の同連休で消費者が特に重視する要素は上質感と多様性だ。プラットフォームのデータによれば、今年の国慶節連休は昨年の中秋節（旧暦8月15日、昨年は9月29日）連休と国慶節連休が連続した長期連休よりも期間が1日短いにも関わらず、現時点で客単価の平均は前年を約6％を上回っているという。（編集KS）

「人民網日本語版」2024年9月25日