北京天文館は、北京市西城区西直門外大街138号に位置し、敷地面積2万平方メートル、建築面積2万6000平方メートル、1957年に正式に公開されたました。中国初、当時としてはアジア大陸で初の大型プラネタリウムであります。北京天文館は、60年以上にわたり、そのユニークな演出で何世代にもわたって来場者を魅了してきました。現在では全国AAAA級の観光名所となっています。

北京プラネタリウムは、A館とB館の2つのホールと4つの科学館からなり、A館は世界最高水準の設備を備えた中国本土最大の平面型プラネタリウムです。ツァイスIX光学プラネタリウムと世界最高解像度のデジタル投影システムは、肉眼で見える9000個以上の星を再現するだけでなく、バーチャルプラネタリウムの実演、3D宇宙空間シミュレーション、400人の観客に向けたデジタルプログラムなど多くの機能を実現しています。2004年末に正式オープンしたB館には、宇宙劇院、4Dシアター、3Dシアターの3つのサイエンスシアターのほか、天文展示館、太陽観測所、普及天文台、天文教室など、さまざまな科学教育施設を備えています。直径18mのコズミック・シアターには、標準的な半球型の全天周スクリーンがあり、中国本土では珍しい、200人の観客に同時に壮大な立体的キャノピー効果を見せることができるのです。4Dシアターでは、リアルな立体映像を映し出すだけでなく、科学番組のプロット展開に合わせてウォータージェット、ウィンドジェット、レッグスラップなどさまざまな特殊効果を演出し、観客に没入感のある幻想的な科学体験を届けています。3Dシアターは、幅12メートル、高さ9メートルの金属製スクリーンに45度の偏光立体視メガネを設置し、リアルで華麗な立体視効果で科学の知識を観客に提示し、まさに教育的でエンターテインメント性の高いものとなっています。

住所：北京市西城区西直門外大街138号