中国第四紀氷川(氷河)陳列館は模式口村の北側に位置する北京市重要文化財。地質鉱業省(当時)、北京市財政局、石景区政府の三者が共同で建設したもので、陳列館は、敷地面積が1950平方メートル、建築面積が750平方メートル。展示室は四つあって、五つの部分に分かれている。第一部分は「地球・人類の家」、第二部分は「李四光氏による中国第四紀氷川に関する学説の成り立ちや発展」、第三部分は「氷河期形成の要因」、第四部分は「世界的な変化の研究、近代科学の最前線」、第五部分は「第四紀氷川の擦痕」。
この陳列館は、1995年に石景山区人民政府から「青少年愛国主義教育拠点」に、1999年には北京市人民政府から「科学普及教育拠点」に、2000年には北京市人民政府から「愛国主義教育拠点」に指定された。また、恵まれた環境を生かして、小中学生向けのサマーキャンプや養成クラスなどを行っている。さらに、科学知識を普及すると同時に、李四光氏など地質学者らの愛国精神やプロ精神を伝えることにも力を入れている。
今後、敷地内には、地質博覧園を建設し、氷川館の展示品を拡充していく。内容豊かで、楽しく見学できる展示館を目指している。
住所:石景山模式口28号院 〒100041
アクセス:地下鉄1号線「苹果園」で降り、331番バスに乗り換え、「模式口」で下車。または、336番、396番、959番、746番に乗り換えて、「首鋼小区」で下車。337番、354番を利用して「石景山」で下車しても可。
電話番号:010-68802585 88722585
チケット代:5元学生なら3元
開放時間:午前9時から午後4時半まで
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