旧暦の七月十五日が中元と言われ、古き北京の人々にとってとても重要な祝日であった。
今年、円明園で「多彩中華」というテーマの提灯祭りが始まり、観光客がこの歴史ある御苑で、形がそれぞれ異なる、色とりどりの提灯を観賞しながら、円明園の歴史を体験し、素敵な景色を楽しめることができる。また、中元のいろんな行事がわかる。たとえば、昔宮廷で使われていた提灯つくりに挑戦したり、万灯流し(ハスの花の形に作られた)、クイズ回答、ライブ観賞などのイベントを通じて、昔宮廷で行われていた、中元の盛況を感じ、中元の福を祈る慣わしがわかることができる。
提灯祭りにあたって、ちょうどハスの花の祭りでもあり、およそ千亩のハスの花が咲きほこるごろである。さらに爽やかな雰囲気のなかで、ハスの花、葉で作られた、オリジナルの食べ物と飲み物を楽しむのは、夏バテ解消にもなる。
辉煌历程、荷塘月色、绚丽海淀、多彩中華という四つのエリアで、千万以上のさまざまなつくりの中国伝統の提灯が、夜空を白昼のように照らし、観光客でにぎわってる。さらに、見逃せないのは、「中華和谐灯」と名付けられた、世界最大級のハスの花造形の提灯である。真ん中が高さ約20メートルの提灯で、周りの56個の小さな提灯とセットになって、ハスの花の様式になっていて、中国の56民族の調和的発展と世界の平和を象徴してるという意味が含まれてる。静かな月の下で、自分の手で、願いを万灯流しに乗せて、遥か彼方へ流して見ないか?
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