北京国際彫塑公園は、北京市石景山区の東部、長安街をまっすぐ西へ行った延長線上に位置している。敷地面積162ヘクタールの国家級彫塑文化芸術園だ。この北京市最大の彫塑テーマパークは、2年間にわたる整備期間を経て、"人文オリンピック"という理念を生き生きと体現する公園に生まれ変わった。
2002年9月に正式オープンした北京国際彫塑公園は、その年に北京10大公園にランクインするなど、21世紀における北京都市文化建設の新しい1ページを開いた。
現在、園内には40あまりの国・地区の彫塑やレリーフ、壁画180点あまりが収蔵されている。園内の彫塑作品は、「現代・精粋・互動・発展」をテーマにしており、デザインや空間などは回りの環境との一体化を十分考えて設計されている。園内を歩いていると、美しい景色はもちろん、彫塑芸術がもたらしてくれる文化的インパクトを楽しむことができる。これはまさに、北京国際彫塑公園が貫いている理念だ。
北京国際彫塑公園は、エコ生態型公園と優雅な彫塑芸術を融合させ、自然環境と人間を本位とする理念に基づき、国際的彫塑テーマパークとして発展してきた。レベルの高い国際的文化レジャー施設として社会各界から注目されているだけでなく、北京市のシンボルにもなりつつある。
なお、公園は、東園と西園に分かれている。東園は文化的な息吹に溢れ、西園は田園の雰囲気が漂っている。
住所:北京石景山路2号
電話:(010)68650422
アクセス:地下鉄1号線「玉泉路」駅下車すぐ。バス利用の場合、747、728、389、337、373、308、605、958、621で「玉泉路」下車。
入園料:10元
開園時間:6:30ーー21:00
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