西単大街にはショッピングセンター、食品、ブティックなどが一応に揃っている。
若者の街、それが西単の印象だ。地下鉄西単の駅前は大きなデパートが建ち並ぶ都市になっている。
王府井や前門、瑠璃廠とは大きく異なるこの街の特徴は、外国人が非常に少ないこと。白人、黒人はもとより、日本人もほとんど見かけない。韓国人は近くに韓国系の商店があるためか比較的多いが、ここ西単はそもそも地元の北京っ子が遊ぶ街。駅の階段を登ると、目の前に広がる広い公園、その奥には中友百貨がそびえ立つ。西長安街(建国門路)をはさんで反対側には首都時代広場。どちらもファッションを中心に、食、遊を備えたアミューズメント施設になっている。
知的好奇心を満たすのは北京図書大厦。ここは新華書店の系列だが、王府井書店と並び、中国で最も規模の大きな書店のひとつ。隣には国内旅行の航空各社が集まる民航ビル。中国のNTT「中国逓信」もその隣に並んでいる。
西単大街に沿って北上すると、科技広場や西単商場、賽特など大きなデパートがいくつも並んでいるし、ちょっと奥に入ると今度は西単勧業場や、さらに秀水やかつての三里屯などの衣料品市場に似た、民族大世界もある。
西単大街を西に渡ると、そこには科技広場がある。ノートやデスクトップなど各種パソコンとソフト、周辺機器を扱うフロアと、携帯電話を専門に扱うフロアで構成されるこのビルは、若者の憧れの的となっているようで、休日になると多くのカップルを見かける。その南隣には現在建築中の、やはり大きなデパートらしき建物が控えており、また前述首都時代広場の東隣にも、やはり建築中の大きなビルがある。これらの建物がいずれ完成したときには、西単はさらに若者の心を捉える大きなスポットとなるはずだ。
交差点を南に20分ほど進むと、日本から進出しているそごう(崇光)が建っている。崇光に行くには地下鉄宣武門駅のほうが近いが、西単からぶらぶら歩いていくのも楽しい。建物の内部は日本のそごうと殆ど同じ印象で、ほかに例がないほどエスカレーターが豪華。化粧品、衣料品、バッグなど、品揃えもほぼ同じだが、取り扱っているブランドはあまり豊富ではなく、中国系のものが多い。5階には大きなゲームセンターのセガワールドもあるし、また地下には調味料や食材など、日本の味が各種取り揃えられている。
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