2005年12月に韓国の画廊「ARARIO」が酒工場の敷地にオープンした酒廠芸術園は、新たな芸術区として美術業界では話題になっている。大山子芸術区ほど広くないが、敷地内の道路を挟んで整然とした建物に画廊、個人のアトリエ、デザイン会社が50軒ほどある。
最大手の「ARARIO BEIJING」は韓国、中国を始め世界のアーチストの作品を展示するため1,100㎡、400㎡、300㎡の三つの展示スペースを設け、空間に合わせた作品を企画展示している。
「GALLERY MUN」の若いオーナー朴鉄熙さんは南京美術学院に留学したアーチストで、流行の作品より自分の気に入った訴えかける作品を展示している。韓国と中国の画家を扱っていて展示されていた「李吉雨」の作品は、人物をモチーフにし色数が少なく点描風の技法で時間を切り取った表現には訴求力がある。
外に「陳志光」のステンレス制のオブジェが置かれている「旧雨今来軒画廊」は厦門にも画廊があり、中には彼の乾漆で制作された作品もある。
「PYO GALLERY」は韓国の画廊、笑う人物画をモチーフにした今人気の画家「岳敏君」のオリジナル作品が2点展示されている。彼の版画はよく見受けられるがオリジナルはなかなか見られない。別室に韓国のアーチスト「朴成泰」の立体作品が展示されている。彼はメッシュで人体を制作した作品が多く、ここでは大型作品に照明を使用し不思議な空間に人間の存在感を表現している。
「TRA GALLERY」は若手アーチストを個展形式で展示をしている。
今回受けた印象は韓国人のアーチストは穏やかな作品が多く、大山子のパワー溢れる作品群と比べると落ち着きがあり雰囲気も良いアート・エリアだと感じました。敷地内には画廊兼茶館やコーヒーショップが2軒ある。入り口にあるCafe GAMは自動車の計量器所の跡地を使用したコーヒーショップで珈琲は10元である。
ADD: 朝陽区安外北苑北湖渠酒廠芸術園
交通: 630路(五道口経由)、976路(八王墳、酒仙橋経由)、629路、運通111線の「北湖渠」バス停で下車徒歩3分。
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