曹老公観は、新街口西路にかつて存在した道観である。本来の名称は「崇元観」であり、曹老公観というのは俗称である。もともと、この道観は明の宦官曹化淳が作ったとされ、そのためにこの俗称がある。
乾隆33年(1769)に重修されたが、その後は衰落し、清末にはすでに見る影も無かったという。元来は規模広大な道観で、前方に玉皇殿、中に三皇殿、また後部に三清殿があった。明清においては、旧暦の毎月一日・十五日に廟会が開かれた他、春節一月一日から十五日までの間、盛大に市が立ったという。
しかし民国期以降、廟会は無くなり、民国21年(1931)この場所は国民党により陸軍大学となった。さらに後には東北大学となった。現在では工場や映画館になっている。
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