魯迅は、中国において「近代文学の父」と言われるほど有名な文学作家である。日本にも留学した事があるので、日本でも非常に有名である。魯迅は、1904年9月に仙台医学専門学校に留学して、1906年3月までの約1年6か月間仙台に滞在している。その期間に魯迅は、藤野厳九郎先生に解剖学を学んでおり、後に魯迅は自伝的短編小説「藤野先生」という作品において藤野先生の親切な指導に触れている。
医者を志して日本に留学したはずの魯迅であったが、医学では中国を救えないという事を感じたらしく、文学の道を志す事になる。別れの際にもらった藤野先生の写真を書斎に掲げていたと言われている。恩を忘れぬという中国人である魯迅の思いが伝わってきる。
魯迅博物館は、魯迅が北京で住まいにしていた宮門口という胡同の中にある四合院がこの博物館になっている。魯迅博物館は、中国最初の特定の人物を扱った博物館として1956年に開館した。博物館の館内には、魯迅に関する1万3000冊以上の書籍、直筆の原稿のほかに3万点以上の収蔵品の中から展示が行われています。魯迅は中国で非常に有名な文学家なので、北京、上海、紹興、広州、アモイ、南京の六都市に博物館があるが、北京の魯迅博物館が最も充実していると言われている。
この北京の魯迅博物館では、特に藤野先生に関する展示を見ておくべきである。魯迅が仙台医学専門学校時代に恩師藤野先生から添削を受けた解剖学の講義ノート、裏側に「惜別」と書かれた藤野先生から手渡された写真の原物などが大事に展示されている。魯迅博物館は、研究室、文物保管部、展示部と教育部があり、魯迅に関する研究が行われている。この研究室の出版物には「魯迅研究月刊」などがある。
見学時間: 9時00分~16時00分(月曜日休館)
入館料: 5元
場所: 北京市西城区阜内大街宮門口二条19号
問い合わせ先:TEL+86-10-66164168
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