北京旧市内には胡同が数多く残されている。胡同は多いときには旧市内の3分の1の面積を占め、人口の約半分が住んでいた。
胡同は元朝が大都を築いたときに始まる。東西に幾本もの大街・胡同を敷き、この胡同を南北に結ぶ小街・胡同を設置する。この胡同に面して多くの四合院が建築された。胡同の幅は六歩を基準として此れより狭いものを小胡同と称している。実際に歩いてみると、狭い胡同では人がすれ違うのがやっと、といった狭い胡同もある。実際には迷路のように入り組んでいて、道に迷うので一人歩きには注意が必要である。
胡同も地域によって、住民層が異なっているようである。ここに紹介する北官房胡同とこの近辺は比較的裕福な人たちの住んでいる胡同が連なっている。前海と后海の西岸に位置し、近くに梅蘭芳や郭沫若の旧居などが点在している。恭王府は有名で一大観光地になっている。
この付近は人力車が観光客を乗せて案内してくれるが、出来れば散策するのが一番である。特産物や工芸品を売っていたり、土地の人と話をするのも興がある。旧北京の下町を実感できる。
場所:前海西岸一帯
入場料:無料
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