西直門地下鉄駅から西、徒歩十分に高粱橋がある。この川は現在長河と呼ばれ、地元の人たちに親しまれている。ここでは釣りを楽しむ人、散歩をする人、ボートに乗る人を良く目にする。人通りも少なく、一人ゆっくりと時間を過ごすには最高の水辺である。いわば憩いの河である。
遼の南京、金の中都の水源は蓮花池であった。元が大都を築くときには蓮花池の水源は枯渇していた。新しい水源とした現紫竹院公園の大湖から流れ出る水は東に流れ、積水潭に注ぎ、什刹海、北海、中南海を潤していた。この水源は元、明、清三代に亘る水を確保した。当時はこの水系を高粱河と呼んだ。
この河沿いに多くの古跡が残っている。川沿い四キロほどのところに四十四件の景観スポットがあったといわれている。しかし現在は十件前後を数えるのみになってしまった。
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