北京魯迅博物館は北京の西城区阜成門に位置している。1956年10月19日に正式に一般公開されている。北京博物館では中国の偉大な思想家であり、作家であった魯迅先生を記念して、博物館が建てられた。非常に公共性の高い博物館であり、国家文物局に所属されている。また国の一級博物館にも指定されている。
魯迅が北京に住んでいた頃の家がそのまま博物館内に残されている。1924年5月から1926年8月まで魯迅はこの地に住んでいた。その間、《華盖集》《華盖集続编》《野草》などの文集と《彷徨》《坟》《朝花夕拾》などの作品の一部をこの地で書いた。博物館では魯迅が当時使用していた遺品を管理、展示している。また魯迅研究や勉強会などもここで行われ、学習型の博物館になっている。博物館内には魯迅研究室も設置され、毛沢東の批准を受けて、1976年2月に設立されている。
また博物館により《鲁迅研究月刊》が出版されており、独特の思想と高い学術性によって、格界から高評価を受けている。数年にわたって全国の社会科学の主な出版物となっており、内容の量はこの分野でトップクラスである。
魯迅(1881年9月25日—1936年10月19日)、本名周樹人、浙江紹興人、中国現代における偉大なる文学家であり、思想家でもある。青年時代にはトルストイの影響を非常に受けた。1902年から日本に留学しており、1904年仙台医科専門学校(現在の東北大学)で医学を学んだ。その後文芸創作に携わるようになり、その作品の中に国民の精神の変革を求めた。魯迅が一生涯に書いた文字は600万字にまで及ぶ。その中には短編小説、詩と歌、散文、翻訳作品なども含まれる。五四運動以降は中国文学に多大な影響を及ぼした。毛沢東に、偉大な文学家であり、思想家であり、翻訳家であり、文化革命のリーダーであったと言わしめている。また彼は中国のみならず全世界にも非常に大きな影響を及ぼしたといっていいだろう。
北京魯迅博物館
住所:北京市西城区阜成门内大街宫门口二条19号
開放時間:9時から16時まで
定休日:月曜日
料金:無料
アクセス:地下鉄2号線に乗って阜成門で下車。徒歩約5分
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