首都博物館は1953年から開館の準備が進められ、1981年10月より正式に一般公開された。もともとは国子監の孔廟の中にあり総面積2.2平方メートルであった。しかし以前の博物館では狭すぎて、収蔵する量に限界があった。そこでさらに多くの重要文化財を収納するため、またさらに多くの人々に開放するため、1999年に移転計画がスタートした。2001年12月に完成し、2006年5月18日に正式に現在の場所に一般公開された。首都博物館は敷地面積6.3平方メートルの中洋折衷のモダンな博物館に生まれ変わったのである。
館内は青銅器、陶器、絵画石刻、古銭、印鑑、衣服、仏教具、文具、民間工芸など、およそ25万件の文化財を展示している。最上階は京劇の舞台や北京の胡同(伝統的な路地)のジオラマがあり、テーマパークのような雰囲気になっている。
首都博物館は最新の設備を整えた現代型の博物館である。北京市の投資により建てられ、新しい北京のスポットとなっている。首都における文化遺産の収蔵に多大な貢献をしたとして、国家人事部と国家文物局から全国文物系統先進集体に指定されている。また、円錐形の建物と長方体の建物をつなげた5階建ての巨大建築物で、その3分の1ほどは吹き抜けになっている。
なんといっても展示物の数が膨大で、ところせましと並べられた文化財をひとつひとつ見ていくだけで、半日があっという間に過ぎてしまう。特に“老北京”や“民間工芸”関係の展示物は北京ナンバーワンの充実ぶり。かつての北京の建築物、風習、文化などに興味のある人にとっては外せない場所である。ただし、入館には事前の予約が必須なのでご注意を!
また、ここではさまざまなイベントが開催されるので常に注目が必要だ。
住所:北京市西城区复兴门外大街16 号
サイト:www.capitalmuseum.org.cn
担当者:楊丹丹
電話: 010-63370480
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