先農壇は永定門内大街の西側に位置し、天壇と西東方向で相対している。ここは明と清代の皇帝たちが先農を祭り、籍田礼を行った場所である。先農とは即ち遠古の伝説の中にでてくる神農氏のことで、華夏民族農耕文化の創造者と言われている。
先農壇は明永楽18年(1420年)から建築が始められ、主な建築は太歳殿、先農神壇、観耕台、慶成宮、神祇壇がある。
この中の先農神壇は南向きで、長さ15メートルの正方形のレンガで積まれた台である。四方は各8つの段階があり、高さは1.5メートルになる。壇の北側は正殿があり、殿内には「先農神」が安置されている。東側の部屋は神庫、西側は神厨、北西側は宰牲亭がある。
清代になると、王朝は更に先農を祭る活動を重視するようになり、この時代の皇帝は以前の皇帝と比べ先農を祭った回数が最も多い王朝であった。
住所:北京市西城区東経路21号
アクセス:17、20、36、54路に乗り、先農壇駅で下車。
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