明の永乐18年に起工した天壇のメインとする建物「祈年殿」は、最初は大祀殿と呼ばれ、明の嘉靖24年に「大享殿」と称し、清の乾隆17年に至って、「祈年殿」と改称されました。「祈年殿」は三重の丸屋根を持ち、宮殿が極めて華々しいです。建物の組立は中国の伝統的な建築技術をしっかりと示し、中国の木造建築のモデルとなりました。明清代の皇帝が毎年の正月にここで福を祈ります。
また、「皇乾殿」は祈谷壇(春の祈谷祭典を行う場所)で神位を奉祀する所で、明の永楽18年に建てられました。当初は、黄色い瑠璃の屋根と6間の部屋からなっていたこの宮殿は天庫と呼ばれていましたが、清の嘉靖24年に5間の殿堂に改築され、皇乾殿と改名されました。額の「皇乾殿」という文字は嘉靖帝が執筆したものです。清の乾隆十五年に、元の黄色いレンガは空を象徴する青い瑠璃に替えられました。真ん中の石壇に「天上の皇帝」の位牌が置から、両側の石壇に祖先の位牌が置かれました。
|