大悲殿の中には千手千眼観自在菩薩(観音菩薩とも言う)を祭っています。千手は衆生のことを守る意味で、千眼は世間のことを見る意味です。観音菩薩は西方極楽世界の菩薩の王として、
33種の形に変形でき、災難から衆生を救うことができます。難境に陥る衆生がその名を呼んだら、観音菩薩は救済の手を差し伸べるとされています。また、観音菩薩は「子授かりの観音」とも呼ばれます。したがって、観音菩薩を拝むのは難境を乗り越えるだけではなく、子授かりの願いもできます。
地蔵殿は、雲居寺の南に位置し、北向きです。殿内には地蔵王菩薩を祭っています。仏経により、地蔵王菩薩は仏祖の命令に従い、釈迦牟尼仏の入滅後、弥勒仏が出現するまでの間に衆生を導き、説法を行うとされています。唐玄宗の時期に渡海して中国へ来て、
99歳に入寂するまでにずっと九華山で伝法を行っていました。地蔵王は結跏趺坐の形となり、右手に錫杖を持つのは、衆生のことを愛し、戒律の修行に専念する意味であり、左手に宝珠を持つのは衆生の願いを叶わせる意味です。地蔵王両側の随行は道明と閔公です。
住所:北京市南西の房山区
|