西観音洞境内の西側にあるのが西観音洞です。外に出ると、上に漢白玉が施された「慈霊默佑」という金の字が書かれた横額が掲げられています。洞窟の中に一体の観音坐像が祀られており、香を捧げにくる善男信女を守っています。こちらの観音は非常に効果があり、求めた全てに応えてくれるそうなので、興味のある方は香を捧げてみててください。観音洞の外に二箇所の井戸が寄り添って、神虎泉と呼ばれており、中の水は冷たく、甘く、そして透き通っておます。
西観音洞境内の東南に石で作られている道は上まで続いていきます。登ると昔、菩提洞と呼ばれていた虎の洞が見えます。洞窟の中に生き仏「瘋魔和尚」と呼ばれた因亮法師の肉体仏像があり、右側にはおとなしそうに見える横たわった虎がいます。伝説によると、この虎は元々潭柘寺の虎距峰に住んでおり、しょっちゅう山を降りて家畜を襲っていました。しかし因亮法師の教えを受けた後は足を洗って菜食を始め、毎日因亮法師のそばに伏せ、経を聞いていました。因亮法師の円寂後、この虎は食べず飲まずの生活を続け、その結果主人を思うあまりに死んでしまいました。
|