「北国の秋に逢わず、十年余りたった。南で秋が来るごとに、いつも陶然亭の芦花、釣魚島の柳影、西山の虫の声、玉泉の月、澤柘寺の鐘の音を思い出す」と郁達夫は≪故都の秋≫に書かれています。この言葉の中の澤柘寺は知らず内に多くの人に深い禅の思いを与えています。
寺院は今からおよそ1700年近い歴史があります。ここは北京地区で最も早く修築された最大の皇家の寺院なのです。言い伝えによると、紫禁城が建てられたとき、皇帝は澤柘寺の風格を模して作るように要求したそうです。
澤柘寺は見る価値のある景色がとても多く、もし歴史に少しでも理解があるなら、もし仏教史に少しでも理解があるなら、きっとさらに面白みが増すでしょう。寺院内の比盧閣の東側には400年以上の歴史ある名花があり、この玉蘭の伝説は寺内の僧が紫玉蘭と白玉蘭を交雑させて、育てた、ちょうど開花の次期、遠に見る雲のように、火が近づいて、天をさえぎ、とりわけ艶やかで、“二喬”を使ってそれらを表した。このように古老の二喬玉蘭は澤柘寺のみで見ることができるのです。人間の振る舞いはその下で心の美しさとなるのです。
価格:入場料55元/人
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