自来水って何のことだか分かるか。自分からやってくる水、水道水のことを中国ではこう呼ぶ。北京市内の水道水の供給は、北京市自来水集団、いわば民間の会社が受け持っている。北京市内には10カ所、郊外には8カ所の給水所があり、このうち東直門にある給水所が最も古く、ここが博物館にもなっている。
歴史はとても新しく、展示コーナーを整えたのが2000年、一般公開が始まったのは2002年である。はじめは北京市自来水集団の従業員教育や企業宣伝の色合いが強かったそうだ。本館部分の建物はドイツ人の設計によるもので、これに中国の伝統建築の手法を取り入れている。
もちろん、北京の水道網が整備されるのは、解放後のことである。水道メーターやポンプなどはドイツ、イギリス、日本などから導入されたもので、日本の技術がこんなところにも役立っているのだ。解放直後、北京の水道管の総延長は364キだったが、いまは7605キロにふくれあがった。オリンピックへの備えも着々だそうだ。
住所:北京市東直門外北大街甲6号院清水苑内
電話:(010)64659787
開館時間:9:00-16:00(月、火曜は休館)
|