盧溝橋は北京西南の郊外の永定河にかかっている。建造は金時代大定29年(1189年)で、1192年に完成した。もとは広利橋といったが、盧溝河(現在は永定河)を跨いでいることから盧溝橋の名が付いた。また、マルコポーロが“世界上最美麗的橋”(世界で最も美しい橋)と絶賛したため、マルコポーロブリッジとも呼ばれている。北京市に現存する最古の石造アーチ橋であり、また中国三大著名古橋(他の二つは河北の趙州橋、福建泉州の洛陽橋)の一つでもある。
盧溝橋は全て白石で造られており、全長266.5メートル、幅9.3メートル、11個のアーチからなり、両脇の「石欄雕柱」(石彫刻の欄干)にはそれぞれ形と大きさの異なる石獅子485匹が彫られてる。その彫刻技術は精美で、貴重な芸術品でもあり、また盧溝橋が有名になった理由の一つ。橋の両端には石造「華表」が4座、石碑が2座ある。東側の石碑には乾隆帝の御書「盧溝曉月」の四文字が彫られている。かつての有名な燕京八景の一つ。現在は北京十六景の一つである。
1937年7月7日に”盧溝橋事件”が起き、日中戦争が勃発した所として知られている。現在、その近くに中国人民抗日戦争紀念館がある。
住所: 北京市豊台区宛平城
電話: 010-83893919、8389289
アクセス:地下鉄1号線「八角遊楽園」駅下車、タクシーで約10分。バスなら、313、309、339路線に乗って「盧溝橋」で下車
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